2010年10月20日

静岡新聞読者投稿欄(コメントが追加されています)

静岡新聞読者投稿欄(コメントが追加されています)
 9月21日付け静岡新聞の読者投稿欄に私のちょっと変わった視点のこんな投稿を掲載していただきました。

◆専業主婦手当、私の提案理由◆

 内閣府の推計によると、子ども手当ての半額支給が続いたまま所得税の配偶者控除が廃止されれば、専業主婦世帯の54%で負担が増え、平均で年5万円の所得減になるという。
 私は子どもたちの居場所づくりや子育て研修会の開催などの市民活動をしています。この活動の最大の協力者は専業主婦の人たちです。この人たちは、ほかにも学校での読み聞かせ活動など地域での子育て支援活動に熱心に取り組まれています。身近な人たちの姿だけなので、全国的な統計ではどんな結果が出るのか
はわかりません。
 しかし、先の内閣府の発表を見たとき、「専業主婦手当て」の創設を提案したいと考えました。主な理由は二つ。一つは、専業主婦は保育園や学童保育などを利用していないので公的サービスの受益が少ないこと。もう一つは、にもかかわらず、わが子だけではなく、地域の子どもたちのために活動されている姿が見られること。
 税の公平な使途と地域の人材活用という観点からの「専業主婦手当て」導入は一考に価すると思いますがいかがでしょう。
 ワークライフバランスの施策は、仕事と子育ての両立だけではなく、地域活動と子育ての両立支援にも目を向けてほしいと願います。


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Posted by たっちゃん&みっきー@ゆめ・まち・ねっと at 12:40│Comments(8)ちょっと一言
この記事へのコメント
 専業主婦として大賛成の記事でした。
 また、男女共同参画推進の委員の立場から、BI(ベーシックインカム)の議論や、下記に添付しますが、子育てを楽しく豊かにするために、ご提案の専業主婦手当なのか、ニュージーランドのプレーセンターなのか、とにかく、育児期に関わる政策の不平等を是正すべきで、自主保育的な活動にも補助をすべきだと思っています。

 池本美香氏はご存知でしょうか? 「失われる子育ての時間」の著者です。
 ご存じなければ、氏のご意見のわかりやすいのがありますので、サイトをご覧いただけたらと思いました。
 ぜひ、お時間許すときにご覧ください。二ページあります。
http://www.asahi.com/sympo/syousika/09.html
Posted by ほっと村@コガ at 2010年10月17日 22:54
 池本さんのシンポジウムでの発言録、読んでみました。
 非常に興味深く読みました。現場の立場からもうなづける指摘が多いですね。

 ニュージーランドのプレーセンターは知っていましたが、今回、僕が提起したものに近い在宅育児手当というものがノルウェー、フィンランドでは既に行われているのですね。

 子どもの量を増やすための政策ばかりではなく、子どもの質を高める政策がもっと必要だと考えていますので、池本さんの分析は示唆に富んだものだと感じました。

(補足/子どもの質を高めるというのは、教育的学力を伸ばすということではなく、子ども一人ひとりが明日が来るのが楽しみになるような今日を過ごせる力を身に付けさせるという意味合いです。
身に付けさせるというよりは、自然と身に付くような社会を築くことがわれわれ大人の使命だと思います。)
Posted by たっちゃん@ゆめ・まち・ねっと at 2010年10月17日 23:21
 たっちゃん、嬉しい提案ありがとうございます!

 私も同じことをずっと考えてきました。
 3年前に終了した、慶應大学の通信課程の卒論のタイトルは、「パブリックな主婦」
 まさに、専業主婦がパブリックな場面でどれほど多くの役割を担っているかを書いたものでした。
 最初、「エーー、卒論に主婦論ですかーー」と、顔をしかめていた
社会学の教授も、できあがった卒論を読んで、「新しい視点ですね、
もっと掘り下げていくといい研究になりますよ」、と言ってくださいました。
 専業主婦がいないと日本は危機的な状況になると思っています。

 大学院も今週からスタートしました。
 なかなか刺激的な授業が続いていますが、「パブリックな主婦」論も含めて、勉強していきたいと思っています。

 ほんとにたっちゃんとゆっくりといろんな話がしたいです!
 みっきーにもどうぞ宜しくおつたえください。
Posted by まーちゃん at 2010年10月18日 21:14
 まーちゃん、コメント、ありがとうございます。

 新聞に寄稿したものが掲載され、実家の母親も大賛成だと電話をくれました。
 僕の子ども時代(1970年代)、僕の住んでいた地域では、首から鍵をぶら下げた文字どおり鍵っ子がちらほら増え始めていました。
 大きな工場がいくつかでき始め、社宅や県営住宅、新興住宅街などが立ち並んでいきました。
 まだ学童保育などない時代でしたから、鍵っ子の友達が毎日のように、我が家を拠点に夕方遅くまで遊んでいきました。
 専業主婦だった母はその子たちにいつも手作りのドーナツや蒸しパンをおやつにあげていたのを思い出します。もちろん無償で。
 今の僕の活動に大きな影響があるように思います。
Posted by たっちゃん@ゆめ・まち・ねっと at 2010年10月18日 21:22
 私もこの意見に同感です。
 ひとつ付け足すならば「子育て専業主婦」ではどうかと思います。
 決して経済的に楽ではないけれども自分の手で子どもを育てたいという家庭にはそのような制度が欲しいと思います。

 今、母親の多くは保育園に子どもを預け、経済的に家庭を支えるため仕事をしようとしています。
 このままでは 昼間地域に親子がいなくなるような危機感を感じます。

 私は、子どもが小さいときこそが地域の中に親子で溶け込めるチャンスではないかと思っています。それが無くなることで、子どもの成長にどのような影響がでるのかも心配ですし、これから先、地域というものが成り立っていくのかな・・という心配さえ感じます。

 また、母親が皆、働いたら小学校から帰った子どもたちは、行き場を失うのか・・どうなってしまうのだろうか・・と思います。皆、児童クラブに入るのでしょうか・・(*_*)

 また先に「子育て専業主婦」ということを言いましたが・・ある程度、子育ては一段落していても、子育て経験を生かして、サポート活動をしたい人はいます。しかし、子どもの成長に伴う教育費の出費などで続かないのが現状です。

 その辺を行政はボランティアに頼ろうとしていますが(お年寄りとか・・)、それではいつまでたっても、状況は大きく変わらないのではないかと思います。その辺の活動が安心して出来るような制度が整うとよいと思います。

 ありがとうございました。
Posted by shio at 2010年10月20日 12:47
 コメントありがとうございます。

 手当ての支給によりお母さんが昼間の地域活動や市民活動に関わるようになっていったら、お母さん自身の力も付いていきそうですよね。
 (もちろん、お父さんでもいいんですけどね。先日、埼玉へ講演に行ったら、幼児さん二人を連れた専業主夫さんが熱心に聴講してくれました。)

 子育て中の親が地域力、市民力のようなものを身に付けていき、その視点から社会を眺めてみたら、また違う景色が見えてくるような気がします。

 それを政治・行政に反映していけたら、おもしろいまちづくりができそうですね。
Posted by たっちゃん@ゆめ・まち・ねっと at 2010年10月20日 12:54
 今回の投書の話はまさに取り上げたかった話題。

 私自身、親の介護を抱えながら、学校のPTA、読み聞かせ、プレーパーク、地域活動、小学校の評議員、などをやっています。
 こういう活動に関われることを幸せと思いつつ、働く母親支援盛りと、同じ親でありながら仕事をたてに非協力的な親を大勢見て、寂しい気持ちにもなりました。

 もちろん、仕事しながらしなやかに地域や子どもに関わってくれる方もありますよ。
 地域に育つ子ども達を自分ができる範囲で一緒に育てたらいいのにな、と思います。

 大人が自分の子にしか関心を示さなくなって来ていませんか?それって、親も子もきつくなることがありますよ。
 子育ての講演会をやって、質疑応答になると「うちの子は…」の連発になってしまいます。うちの子もよその子も、遠慮なく叱り、惜しみ無く応援する、そんな近所のおじちゃん、おばちゃんが増えたら子どもたちは「うざ!」と言いつつ嬉しいと思う。

 経済的に必死に働かなくてはならない親がいることも確かですし、更に生活水準を上げたい気持ちもわかります。
 仕事で自己実現している方も素晴らしい。
 でも、今回、専業主婦の働きに光を当ててくれて特別嬉しいです。

 そういうことないですもん。
Posted by フジサン at 2010年10月20日 14:16
 フジサン、コメントありがとうございます。

 わが子が幸せになりますようにと親は願います。最近は、わが子にすら関心を示せず、社会的な事件に発展することも珍しくなくなってきていますので、せめて、わが子の幸せを願ってほしいと思います。

 ただ、わが子が幸せになるってことについて、僕はこんな考え方をしています。
 他人の子がどんどん不幸になっていっても、わが子だけは幸せになれるという社会は果たしてあるのだろうかと。
 わが子が幸せになるというのは、地域や学校や職場に同じく心豊かに日々を送っている友だちや同僚がいて、初めて、実現するのではないかと思うのです。
 
 お互いのことを喜び合い、励まし合い、支え合い、慰め合えるような友だちがいて、初めて、わが子も充実した日々を送れるのではないかと思うのです。
 とすると、やはり、フジサンがおっしゃるとおり、わが子だけでなく、近所の子、地域の子の幸せも願いながら、私たち大人は日々、生活をしていく必要があるように思いますね。

 専業主婦(主夫)手当てにより、地域の子どもたちと関わる時間をたくさん持てる大人がもっと増えたら、子どもたちがもっと豊かに成長していくのではないかと期待しています。
Posted by たっちゃん@ゆめ・まち・ねっと at 2010年10月20日 14:33
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