2010年11月29日
プレーパークむさしの
「プレーパークむさしの」は、2008年夏に武蔵野市が開設し、運営をNPO法人プレーパークむさしのが担っています。
したがって、人件費は行政から出ますので、下記のような条件になっています。
常勤プレーリーダー2名
☆ 勤務時間 9:00~18:00(休憩60分)(11~2月は17:00まで)
☆ 勤務日 毎週水曜日から日曜日まで週5日
☆ 保険 雇用保険・労災保険
☆ 交通費 当法人規定により支給
☆ 月給 1名25万円(現場責任者)、1名23万円
非常勤プレーリーダーも同時募集しています。(時給1050円)
ちなみに、たっちゃんとみっきーは冒険遊び場たごっこパークの活動を柱に1年365日、子どもたちの居場所づくりに取り組んで月給はたっちゃん10万円、みっきー5万円です。
二人合わせて48万円のむさしのの1/3以下ですね…。
「そりゃビックリ!」と思ったあなた、どーか、『歳末ゆめ・まち・ねっと助けるぞ募金』にご協力ください。
本日より大晦日まで受け付けています。
募金の振込先です。
●銀行振込⇒富士信用金庫/田子浦支店/普通/0187481
NPO法人ゆめ・まち・ねっと 代表 渡部達也
●郵便振替⇒口座記号番号/00830-1-82706
NPO法人ゆめ・まち・ねっと
2010年11月10日
さかいのりこさん

そんな出会いの一つ。以前、ゆめ・まち・ねっとの活動紹介DVDをお求めいただいた、千葉の幕張で遊び場づくりに取り組まれている「さかいのりこ」さんとも横浜でお会いしました。
その「さかいのりこ」さんがたっちゃんが昨年、静岡新聞に連載させていただいたコラム「窓辺」のことをブログで熱烈に紹介してくださっています。
ありがとうございます。感激です。
こちらのブログ⇒こどものあそびばin幕張海浜公園
(写真は全国集会で講義をするたっちゃん)
2010年11月07日
冒険遊び場についてのコラム
その全国集会の実行委員長をされたNPO法人フリースペースたまりば理事長・西野博之さんのコラムが11月7日付け毎日新聞に掲載されていました。
(以下)
子どものころ、土管が積み上げられた空き地に入り込んで、友だちと鬼ごっこをした思い出がある。狭い路地裏で、ロウセキで地面や塀に落書きもした。日が暮れるまで外でたっぷり遊んでいた。
でも高度経済成長期を経て、まちは大きく様変わりした。家が建ち並び、路地は車優先となった。公園にはどこも同じ金属製の遊具が設置され、ケガをした時の責任から逃れるための「○○禁止」の看板が目立つようになった。
今や子どもたちは社会の中で消費者と位置づけられている。電化製品が整った部屋の中へと追いやられ、一人でゲーム機に向かう日々を送っている。空き地にある廃材などを使い何かをつくって遊ぶ楽しさも、集まった仲間でルールを作り替えながら遊ぶ面白さも奪われてしまった。
大人たちが作り出したこの環境の中で、子どもたちは悲鳴をあげている。全国の小中高生の不登校は17万4000人。ひきこもりの若者は約70万人といわれている。また、昨年度小中高生の起こした暴力行為は過去最多の6万件を超え、特に小中学校で著しく増加したという。
ストレスをためる子どもたち。もっていき場のないイラダチは自分より弱い者への暴力となり、いじめを生んでいく。最近もまた群馬県桐生市で小学6年生の女の子がいじめを苦に自ら命を絶った。
こんな社会の中で、もっと子どもたちが豊かに成長できる環境をつくろうと、遊び場づくりに取り組んでいる人たちがいる。10月の末にその全国の仲間が集まって、第5回冒険遊び場づくり全国研究集会が開かれた。3年に1度の集会で、今年の開催地は神奈川県。私がその実行委員長を務めることになった。
日本各地から2日間通して延べ560人が参加し、夜が更けるまで熱い思いを語り合った。大雨の中、神奈川県の副知事や横浜市の副市長にも駆けつけていただいた。
神奈川県はホームページで冒険遊び場を紹介。横浜市は「プレイパーク(冒険遊び場)事業の推進」を施策に盛り込み、増設に着手。人件費等の予算化も行っている。川崎市は常設のプレイパークをもつ「子ども夢パーク」を設置した。官民協働のもとでの遊び場づくりに、各地から熱い視線が注がれている。
子どもにとって遊ぶことは、ご飯を食べるくらい大切なこと。食事は体をつくり、遊びを通して豊かな心が育(はぐく)まれる。もっと自由に外遊びができる環境を増やしたいと心から願う。
(以上)
たっちゃんとみっきーは、両日ともに分科会を運営する側で携わり、夜には冒険遊び場たごっこパークの子どもたちのハチャメチャさを紹介する爆笑スライド漫談(?)も開催し、最後の全体会では会場への熱いメッセージも伝えました。
全国各地で冒険遊び場づくりに取り組む人たちと緩やかに連携しながら、西野さんが指摘するような子どもたちを取り巻く課題が少しでも解消されるよう地道に活動していきたいと思います。
2010年10月25日
横浜の冒険遊び場は行政から3128万円の補助
『プレイパーク増加中 木登り・たき火OK 横浜市が支援』
記事は⇒こちら
そのうちリンク切れになるかも知れないので以下に転載しておきます。
最近あまり見かけない泥んこになって遊ぶ子どもがわんさかいる「プレイパーク」。「ダメ」を極力なくし、木登りもたき火もOKの自然の中の遊び場だ。横浜市は2007年度から運営に補助金交付を始め、小さい子から中高生まで入り乱れる「楽園」はどんどん増えている。
住宅地の奥にある公園に近づくと、木陰からはしゃぐ声が聞こえる。横浜市港北区の鯛(たい)ケ崎公園のプレイパーク入り口は自転車でびっしりだ。
土むき出しの広場は、枝の切れ端や大工道具が散らばって雑然とした雰囲気で、幼児も中学生も一緒に走り回っている。持ち寄りランチを楽しむ母親たちの横で、たき火であぶったソーセージに見入る子。スズメバチの飛来で全員凍り付くと、4年目の常駐プレイリーダー「ヤンチャ」こと遠藤亮介さん(27)が「急に動いちゃダメ」と冷静に指示、殺虫剤で追い払った。
子ども好きで福祉施設から転職した遠藤さんは「最初、自分が遊びに夢中だった」と笑う。テレビゲーム育ちで「ロープの結び方も火のおこし方もここで覚えました」。子連れで出入りするうち準スタッフになった桜井貴美子さん(44)は「色々な年齢の子が助け合い、親は自分の子以外にも目配りする。みんながつながる感じが心地よい」。
近所に住んでいた橋本ミチ子さん(62)は、自分たちの育児サークルで雑木林探検をしたら人気だったのに、整備された公園には人影がないのを見て「遊具はない方が楽しい」と確信。1994年から「ゲリラ的に月1回」自由な野遊びを呼びかけた。遠藤さんら有給リーダーがいる今は月の半分以上が開催日。多い日は150人も遊びに来る。
片倉うさぎ山公園(神奈川区)では雑木林を伐採せずに残し、01年の開設当初から週4日プレイパークを開く。以前から子育てグループで活動していた瀬嵐理恵さん(51)は「新しい公園には自然と遊ぶ場がほしい」と行政を巻き込んで勉強会を重ねた。常駐リーダーの配置は市内で最も早い02年。翌年にはリーダーに給料を払うために寄付を募って基金も立ち上げた。
同時期に港南区でも港南台駅近くでプレイパークがスタート。同趣旨で活動する団体同士が情報交換しようと、03年、「横浜にプレイパークを創(つく)ろう(YPC)ネットワーク」を結成した。
盛り上がりを受け、横浜市はYPCネットワークを通じて支援を始めた。今年度の補助金は3128万円で主にリーダーの人件費に充てる。07年度は7カ所だったパークも現在14カ所。さらに2カ所で試験開催が始まった。
「小学生を想定したが想像以上に幅広い年代の受け皿になっている。出入り自由な雰囲気は住民の自主的な運用ならでは。大きなトラブルの報告もなくこれからも広がってほしい」と市放課後児童育成課の持田敏担当課長は話す。(織井優佳)
2009年12月10日
むさしのプレーパーク/東京都武蔵野市
ここは行政が専用の活動場所を作り、運営はNPO法人に委託している。
そのむさしのプレーパークが来年度の現場スタッフ(プレーリーダー)を募集している。
毎週土曜日・日曜日を中心に週2~3日の勤務で、時給は1,050円以上とのこと。
行政からNPOへの年間委託費が約1000万円なので、提示できる条件。
ちなみに、たっちゃんとみっきーは年間100日、冒険遊び場たごっこパークの現場に立ち続けて、行政からの補助金(年間50万円)やみなさんからの募金を時間で割ってみると…401円。
2009年11月19日
世田谷・烏山プレーパークのしんぞー

出身の静岡大学のOB会に参加した帰路ということで。
お互いの近況報告に花が咲き、あっと言う間に、しんぞーが帰らなければならない時間に。
下で横浜の冒険遊び場の状況をお伝えしましたが、世田谷も行政がNPOに運営委託する形で区内4箇所で冒険遊び場活動が行われており、プレーリーダーと呼ばれるスタッフの月給は17万円で、1箇所に2人ずついます。
専用の場所があり、子どもたちが日々、遊びの続きをやれるというのもいいですよねぇ。
2009年11月18日
横浜市の冒険遊び場スタッフは月給19万円
横浜は市内12箇所も冒険遊び場があり、7名の正規スタッフ+非常勤スタッフで運営をしているそうです。
正規スタッフは市行政からの補助金により、月給19万円。たっちゃんとみっきー二人分の月給14万9千円をはるかに凌ぐお給料。しかも、たっちゃんとみっきーの月給は市民からの募金が頼りですが、横浜は行政が支えてくれています。
もちろん、それでも、民間平均給与よりは低いのですが、横浜のような行政が冒険遊び場づくりを施策に取り入れている自治体がほかにも東京都世田谷区、渋谷区、武蔵野市、千葉県千葉市、埼玉県草加市…等々広がってきています。
ただ、「片倉うさぎ山プレーパーク」は5時完全閉園でした。
確かに、「最後の一人が帰るまで」を終了時間にしている「たごっこパーク」は最近、中学生が多くなってきたこともあって、18時過ぎに息を切らして「良かった。まだやってた。間に合ったっ!」と走れメロスのようにやってくる子どももいるからね。
子どもたち本位の運営を維持しつつ、行政との協働も実現できたらいいんですけどねぇ。
この小屋も立派でうらやましぃ~。
寒い冬の雨も凌げるもんねぇ…。
2009年09月23日
名古屋てんぱくプレーパークの面々が冒険遊び場たごっこパークに
昨夏に続いての交流行事。
今年は大学生のユウヒが名古屋から50ccバイクでやってきた。
それで驚くなかれ。なんと高校生のユウヤは自転車でやってきた。
走行時間は13時間半だって。
すごい!名古屋から自転車で半日で来れちゃうんだねぇ。
様子はがくちゃんがこちらのブログに載せてくれています⇒『Little house Blog』
2009年04月03日
草加市/冒険松原遊び場より
その冒険松原遊び場に運営スタッフとして関わっている三倉さん親子(ユウト)、根本さん親子(カズマ)が宿泊で冒険遊び場たごっこパークに参加。
たごっこパークでは、ゆめ・まち・ねっとの会員さんたちとも交流を深めていた三倉さん、根本さん。
夜はたごっこはうすでたっぷりと遊び場のこと、教育のこと、子育てのことなどを語らいました。
また、いらしてくださいね。
えっ?たっちゃんの背後に口裂け女の霊が???ご心配なく、長女です…。