2011年04月08日

ミニフォーラム「静岡県のNPO支援について」

 当日の模様を撮影したデジカメのSDカードがどこかへいってしまっていて、報告が遅くなりました。

 過日、NPO法人ゆめ・まち・ねっとの企画により、富士市市民活動センターで「静岡県のNPO支援」をテーマにミニフォーラムを開催しました。

 当夜、行われた富士市NPO協議会に引き続きということで実施。市内NPO法人で活躍の方々や小沢映子市会議員などが参加してくださいました。

 ミニフォーラムは先ず、桜町宏毅県会議員をお招きし、県議会2月定例会で取り上げたNPO基金を中心とした県によるNPO支援についての一般質問と答弁についてご報告いただきました。

 23~24年度に国が静岡県に対して2億1千万円のNPO基金を配分し、静岡県はさらに独自に6千万円を上乗せして、総額2億7千万円を5ヵ年計画で活用するということです。

 これにより、新しい公共の担い手としてのNPOをさらに育てようということ。

 桜町さんはこの基金をどうNPOの活躍に生かし、行政ではできない地域づくり、まちづくりを進めていくか、県議として考えていきたい、という主旨のことをおっしゃっていました。

 また、日詰一幸静岡大学人文学部教授にはコメンテーターをお願いしました。
 日詰さんからは、NPOの活動を応援するような条例づくりにも取り組みたいとする桜町さんに対して、条例には一般論的なことしか盛り込まれないので、それよりはコンパクトのようなものを県とNPO(NPO法人だけではなく、地縁団体などもできれば含めて)が結ぶというほうが実効的ではないかと助言がありました。

 コンパクトとは行政とNPOが協働するときのルールを明文化した紳士協定のようなものです。
 参照⇒NPO協働e-news

 また、日詰さんからは今後のNPOの評価基準として、「エクセレントNPO」という考え方を紹介してくださいました。

 エクセレントNPOとは「自らの使命のもとに、社会の課題に挑み、広く市民の参加を得て、課題の解決に向けて成果を出している。そのために必要な、責任ある活動母体として一定の組織的安定性と刷新性を維持しているNPO」だそうです。

 「市民性」、「社会変革性」、「組織安定性」これがキーワードだと日詰さん。

 参照⇒エクセレントNPO(pdfファイル)

 会場参加者からも貴重な意見がいろいろと出され、それらを受けて、桜町さんは、「NPO法人が活躍できる環境を整え、市民の暮らしを一層充実させたい」とお話されました。


 後日、日詰さんからは「これからは、NPOも渡部さん御指摘のように政策提言を行っていくことが大切だと思いますし、その際、NPOに理解を示してくれる議員と連携するということも必要ではないかと感じています。もちろん、党派を超えてNPOをセクターとして確立することに理解を示していただける方と連携することはとても大切です。」というメールをいただきました。

 桜町さん、日詰さん、ご出席のみなさん、ありがとうございました。

 手前味噌ですが、参加のみなさんそれぞれに有意義なひとときになったのではないかと思います。

 今後もNPOや新しい公共といったテーマを議会で取り上げる議員さんがいたら、随時、開催をしてみたいと思いました。  

Posted by たっちゃん&みっきー@ゆめ・まち・ねっと at 15:15Comments(2)市民活動の報告です